大分県竹田市「竹楽（ちくらく）」開催

竹田市に引っ越してきて、6回目の「竹楽」を楽しみました。

これまで、少しだけ準備や後片付けに関わりましたが、基本的には当日を満喫する側のみ。

毎年、これだけのお祭りを開催してくれている「NPO法人 里山保全竹活用百人会」を中心としたみなさまに感謝しています。

1990年のバブル景気ピークを経て、2000年に始まったこの竹楽。

今年は、19回目の開催となります。

100年という長い年月をかけて伐竹作業を継続し、里山保全を目指している取り組み。

スタート当初は、バブルの余韻を求めて、「規模」を追う時代感も残っていたと思います。

ただ、失われた10年も、20年から30年へと延びようとしている今の時代、価値観が少しずつ「身の丈」を知った時代感になっているように思えます。

そんな時代だからか、竹楽に出ているお店を見ても、「焼きそば」「たこ焼き」「クレープ」といった従来型もありつつ、「手作りパン」や「オーガニックスープ」「カフェ」などが増えてきました。

独特の統一された竹の切り方と束ね方、並べ方といった趣は変えない竹灯籠と共に、今後は出店のコンセプトを「マルシェ」や「屋外カフェ」等の、各時代ごとのキーワードに据える打ち出し方もしていくのかなと思いました。