3.11東日本大震災とイメージの力
3.11東日本大震災から、丸8年が経ちました。
震災後に、なぜ千葉の浦安から竹田に引っ越してくることにしたのか、改めて思い出してみました。
そういえば、3.11の二か月前の1月に、『原子炉時限爆弾』(広瀬隆著)という本を読んでいたのです。
※『原子炉時限爆弾』 ~ 3.11の前年に出た本。「東海大地震→津波→浜岡原発爆発」を予告・警告した内容
この本を読むことで、良いのか悪いのか「地震→津波→原発爆発」の「イメージトレーニング」を事前にしていたのかも。。。
結果的に、このことが、家族での引っ越しの行動を早めたのかもしれないです。
また、最近読んだこちらの本には、「イメージトレーニング」の重要性が書かれていました。
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○『いい緊張は能力を2倍にする』(樺沢紫苑著)
“ 「イメージトレーニングで脳を書き換える」
~ 人間の脳は、現実とイメージを区別できないといいます。
脳は現実においても想像においても、同じ神経細胞が反応します。
だから現実には起こっていないのに、ありありと想像しただけで、脳の中では同じ反応が起こってしまうのです。 ”
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『原子炉時限爆弾』に書いてあった、リアルな津波と原発爆発の記述を読んで、自然に「イメージトレーニング」をしていたのかと。
あまりに詳細で、理詰めで、リアルな記述だったので、「こんな事故が本当に起こったら、どう家族を逃がそうか?」と自然に考えていた気がします。
本で「疑似体験」をしていたので、脳内ですでに「引っ越し」の準備ができていたのかも。
そのおかげか、私以外の家族の引っ越しは、3.11から5カ月ほどで決めることになりました。
「人間の脳は、現実とイメージを区別できない」
『原子炉時限爆弾』という本を読んでいたからこそできた、「引っ越し」という行動。
そのことを思い出しつつ、これからは「さらに楽しく、豊かになれるイメージ」を刺激する本を読もうと思います。
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