補助金は麻薬か?
「人材育成」「若手経営者育成」の研修企画で関わっていた「まちづくりたけた株式会社(通称:アグル)」から離れて、少し「まちづくり」分野の情報が少なくなってきました。
・「まちづくりたけた株式会社(アグル)
その当時に読んだ書籍でいくつか印象的だったものがあるのですが、そのうちの一つがこちらです。
著者は、自身が行っていた「早稲田商店会」での活動を元に、「補助金」に関して下記のように記しています。
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○ 『稼ぐまちが地方を変える』(木下斉著)
“ 言い方は悪いですが、補助金とは麻薬のようなもの。
それまで真面目に生きてきても、一発チュッと打たれただけで一斉におかしくなってしまうものなのです。
うまいコト使うなんて不可能。
あれだけ自立していた活動が一気に崩壊してしまうのを目の当たりにしたからこそ、心から言えます。 ”
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アグル時代に二期実施した「あぐる塾」という若手経営者育成塾は、国と市からの補助金を活用しながら、受講者からも参加費用をいただき実施しました。
その頃は、「麻薬」に漬かり過ぎないように意識していましたが、この企画が民間だけでできたかというと厳しかったでしょう。。
そのような補助金をあてにしない竹田市内の若手経営者の勉強会的、ネットワーク作りができないか今から動かないと。
町の商工業者がイキイキと事業を運営・拡大してこそ、地域が元気になると思います。
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