空き店舗の家賃


竹田市の城下町も空き店舗が多いです。


「まちづくりたけた株式会社(アグル)」が空き店舗対策のチャレンジショップ事業を行ったり、地域起こし協力隊の人たちが空き店舗を借り始めたりしていますが、まだまだ「実店舗が増えてきた」と実感できるまでにはいたりません。


その要因の一つに、大家さんの側が以前の「借り手がいた」時代を引きずっていることがあるかもしれません。


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○ 『地元がヤバい・・・と思ったら読む 凡人のための地域再生入門』(木下斉著)

“ ~ 商店街は、いまや完全なシャッター商店街となっていた。

  しかし、別に不幸なわけでもない。

  都会の人はあまり知らないが、以外とそういう店の所有者たちは豊かなのだ。

  「いい人がいれば貸すんだけどねぇ」

  「2階に住んでいるから1階は貸したくないね」

  「年に何度か帰ってくる息子家族のために空けてあるの」

  「今さら貸して面倒なことがあると困るしな」

  ~ 自分でさえ商売が成り立たないその立地に、バブルのときの影響か悪気なく設定してしまう高すぎる家賃。

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実際、竹田で聞く空き店舗の家賃も高いものを聞きます。


「これで、借り手がいるのかしら?」と良く思ったものです。


そんな中、城下町内の元家具屋さんの倉庫(3階建て)が、比較的安く貸してくれるという話しがありました。

1階はカフェ、2~3階はIT系の誘致企業に入ってもらったり、シェアオフィスなんてどうだろう?


元倉庫なだけに、トイレがなかったり、ガスが通ってなかったり、夏暑くて冬寒そうですが。。。


ある程度の初期投資は必要でも、今後の可能性はありそう。


先日、東京から視察に来てくれた企業も興味を持っていたので、話を広げて行こうと思います。

Dソリューション研究所

~移住フリーランスが、竹田・大分企業を担う若手後継社長の、マネジメントとリーダーシップ能力向上に貢献いたします~

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