講師活動を始めること
契約先の企業のひとつが、これまでとは違う領域に踏み出しました。
これまでは、お客様に商品を販売・提供するという立場でした。
分かりやすく言えば、「業者」という立場です。
それが、この業界でも新しい思想とそれに対応した器具を提供するために、その先端の考え方を「研修」を通して伝えるという活動をスタートしました。
まずは、中心となる一人を講師として育て、ゆくゆくは講師ができるスタッフを複数に増やす目論見。
昨日は、その契約先企業の講師が登壇する、お客様先での研修に同席しました。
終わった後に、ファミレスで二時間半かけて研修のフィードバックをしました。
そんなことをしながら、「そういえば講師活動をするにあたって、何か紹介できる本はなかったかな?」と本棚を見ると、この本がありました。
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○ 『はじめて講師を頼まれたら読む本』(大谷由里子著)
“ 最初の三分、「ツカミ」で勝負!
良い「ツカミ」を磨くためには、自分がどんな三分で始めるのかを、十分に吟味する必要があります。
「ツカミ」のネタは、必ず台本を書いてください。文字にして、推敲してください。アドリブに任せるのはあまりにも危険です。
そしてそのネタを必ず自分でビデオ撮影して、客観的にその三分で心を奪われるかどうかをチェックしてください。 ”
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私も、導入と最後の締めに気を遣いますが、「ビデオ撮影」までして、事前に自分の「ツカミ」をチェックしたことはありませんでした。
また、この本は、「講師とは何か?」から始まって、「目的を明確にする」「『志』を持つ」「台本を作る」「本番中のテクニック」から「指名を増やす」等々、講師活動に関わる行動を網羅しています。
講師の初期段階には大変役立つと思いますので、今回の契約先の講師にもお伝えしてみよう。
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