「できない」と口に出すこと


先日の「幹部研修」にて、ある幹部から「できない」という言葉を聞きました。


その言葉を聞きながら、そういえば、以前勤めていた日本能率協会の大先輩の畠山芳雄さんの言葉を思い出しました。


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「できない」は、幹部の禁句 (by 畠山芳雄氏)


  (何故、「できない」のかを考えることが重要で、「できない」理由は大別すると下記の3つとなる。)


 (1) 「今の方法では」できない!

   「今までの方法では」できないならば、「今までと違う方法」をさがせばよいだけの話である。

   幹部(リーダ)の任務の半分は、今の考えや方法を変革することだ。

   これをやらない人は、給料の半分を返す必要がある。


 (2) 「今すぐには」できない!

    「予算が無い」「人がいない」とかいう釈明は、たいていこれだ。

   今すぐにはできないことこそ、すぐに着手しなければならない。

   やる気をまず出して、今できる範囲から、たとえ1%でも、準備や調査だけでも着手することだ。


 (3) 「自分ひとりでは」できない!

    簡単にいうと、それができるかできないかを、自分の力と部下の力の範囲で判断してしまい、

   これで難しいようなら、こいつは不可能だと決めてしまう人である。

   「自分一人ではできない」と考えたら、それは「誰の力を使ったらできるか」と考えてみることである。



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とかく言ってしまいがちな「できない」という言葉。


幹部クラスは、どうして「できない」という事を言ってはいけないのか?


その「できない」という言葉が出て来る理由を、端的に3つに整理しています。


このことを、研修の場面でみなさんに伝えながら、改めて「できない」という言葉に関しての復習になりました。

Dソリューション研究所

~移住フリーランスが、竹田・大分企業を担う若手後継社長の、マネジメントとリーダーシップ能力向上に貢献いたします~

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