価値をシンプルに考えると。。


世の中の商売人、商品やサービスを提供する様々な組織は、その提供する「価値」について、考えに考え抜いていると思います。


しかし、考えれば考えるほど、その提供する商品・サービスの特徴が、「いかに他にはなく、素晴らしいのか」を考えてしまいがちです。


その視点を、提供する側でなく、「使う側」にとって、どのように良いのかを考えてみると、見えてくるものが違います。


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○ 『1万円起業』(クリス・ギレボー著、本田直之監訳)


★「価値」の本当の意味

  ~ 価値とは何なのだろうか。基本的な定義はこうだ。

   価値 = 交換や努力によって生じる、望ましく役に立つもの

  さらにシンプルに考えることもできる。

  つまり、価値とは、「人びとの役に立つこと」だ。

  ~ 大切なのは、「価値」が消費者が感じる「感情的な必要性」に結びついているということだ。

  売り手はよく、「私たちの商品の特徴は・・・」と語るが、客が受け取るベネフィットについて語るほうがはるかに説得力がある。

  特徴は説明的だが、ベネフィットは感情的だ。



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「特徴は(売り手側のことで)説明的だが、ベネフィットは(買い手側の気持ちで)感情的」。


このことは、どのような商品・サービスにも当てはまると思います。


とにかく買って欲しいから、売り手は一生懸命、特徴を説明しますが、


買い手は、自分が買ったら「どんなふうに楽しいか、役立つか」という気持ちで判断する。


 ○ 売り手側の説明 < 買い手側の感情


このことを常に忘れないようにしなければ。。

Dソリューション研究所

~移住フリーランスが、竹田・大分企業を担う若手後継社長の、マネジメントとリーダーシップ能力向上に貢献いたします~

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