何年後に、自分の仕事がAIに取って代わられるのだろうか?
ここ数年のAIブームで、このようなことを考える人も増えたかもしれません。
AI、ロボット、IOTや自動運転技術の発達等々。
目覚ましい技術の進歩で、私の16歳と6歳の息子が大人になり仕事に就く時には、どのような状況になっているのだろうか。
さて、そんな中でこの本は、「AIやロボットにはできない、人間に与えられた最後の武器である『考える』ということの再定義」が書かれています。
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○ 『1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法』(山口揚平著)
“ 全体像を明らかにする
~ 物事の全体像を捉えるべく、俯瞰するときに特に意識すべきは「時間軸」と「空間軸」で、このとき実際に紙に書き出すことがポイントだ。
~ 私がメタ思考をするときによく使うフレームワークは「T&Sキャンバス」というものだ。
横軸にT(時間)、縦軸にS(空間)を取って、各要素の関係を整理していくという手法であり、思考を言語化していくときの一つのフォームになる。
T&Sキャンバスの最もシンプルで身近なものは、誰もが使う工程表だ。 ”
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山口氏は、「考える目的」の一つとして、「全体像を明らかにする」ことを挙げています。
他は、「代替案を出すこと」「具体案を出すこと」「本質を見抜くこと」です。
表層だけしか見ないという薄い考え方ではない、「考える」ということの再定義。
そして、「『答え』に、最短・最速でいかにたどり着けるか?」ではなく、「『問い』そのものを、考える事ができること」。
「考える」ことを決してあきらめずに、生き続けたいと思います。
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